りんご農業の省力化と個人農家協力支援
先日光センサー内蔵選果機のお披露目会を開催しました。
今回導入した三井金属計測機工製の内部選別選果機は光センサーが内蔵されており、近赤外線を使用することで、糖度・酸度・熟度内部障害を検出可能です。
等級を左右する糖度や熟度を自動で効率的に選別出来ます。処理能力は10800個/時間。熟練の作業員感覚に頼らず選別する事ができ、長期間に及ぶ選果作業の負荷を軽減出来ます。
収穫の最盛期は6トンの収穫量があり、サンフジの選果には半月以上のほど時間がかかっていました。手作業での選果は熟練作業員の感覚はどうしても個人でバラつきがあり内部障害までは分かりません。
こちらの選果機を起用し労働力の改善と作業効率が格段に上がると考えております。
近隣農家協力支援として選果機の時間帯貸しや選果代行を提案することで個人農家の負担が軽減出来るとともに、地域の農家と共に青森りんごの付加価値を高めていこうと考えております。
今回も多くのメディアの方々に取材に来ていただき、掲載していただきました。
農業の省力化、同じ悩みを持つ農家さんの手助けになればと思います。